【花粉に負けない体を作ろう】
2018年3月7日
「漢方薬って長く飲まないと効かないんでしょ?」
よく聞かれる質問ですが実はそんなことないんです。
漢方薬は即効性のあるものも多くあります。
これからの季節に多い「花粉症と漢方」について書かせていただきます。
花粉症は同じ量の花粉を取り込んでも症状が出る人とそうでない人がいますよね?
その違いは何なのでしょうか?
漢方的には花粉症は「水毒」と呼ばれます。
鼻水、涙、くしゃみ全て「水」を外に出そうとしている症状ですよね。
つまり花粉症とは体の中の余った水分(水毒)を体が追い出そうとしているだけなんです。
水分を取り過ぎたり、甘いものの取り過ぎたり、ストレスなど溜っていませんか?
こういう事が体に水分を溜めやすくするんです。
花粉症を改善していくのに2つのポイントがあります。
一つはあったか~いお風呂にゆっくり入ると鼻づまりがスッーっと通りますよね。
これでもわかるように身体を温めてやる事です。
これには身体を温めながら鼻を通してくれる「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」という漢方薬を使います。鼻水より鼻づまりが気になる方へお勧めです。
もう一つは体に溜まって鼻や喉、目から出てしまっている水分を汗や尿としてちゃんと外に出してやる事です。
これには水分代謝を良くして症状を和らげてくれる「苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)」「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」という漢方を使います。水っぽい鼻水が続くような方にお勧めです。
これだけでなく症状や体質によって一人ひとりにピッタリ合う様に、使う漢方が違うのがスゴイところです。
つらい症状をとる事はもちろん大切ですが、
症状をとりながらも体に水分を溜め込まない体を作る事、日頃の養生で花粉症に負けない体作りをする事が大切ですよね。
また、漢方では冬の病気は夏から治療するという「冬病夏治(とうびょうかち)」と言う言葉があります。花粉症の時期だけでなく普段から漢方薬を取り入れて体質改善をしておくと次の花粉症シーズンは随分楽に過ごせますよ。
インフルエンザが出始めましたね…
2017年11月10日
今年はインフルエンザのワクチンが品薄なようですね。
あれだけテレビで
「インフルエンザワクチンが品薄となっている模様」
って報道されると打つ気のなかった人まで、なんとな〜く打たないといけない気になる人多いでしょうね♪(´ε` )
インフルエンザといえば予防接種に、治療薬はタミフル!というイメージが定着していると思われますが、
インフルエンザの治療薬『タミフル』に異常行動が出た平成17年ごろから、
漢方薬でインフルエンザの治療薬はないのか!?
という研究が一気に加速しまして…

高熱や咳なんかに使う漢方薬って実は沢山あって、
漢方薬は病名(インフルエンザ、とか、自律神経失調症、とか、高血圧、とか。)
じゃなくて、
症状(頭痛、咳、高熱、動機とか)
で選ばれてきた医学です☆
その中でも、高熱によく使う麻黄湯という漢方薬があるんですが、
使う目安の症状はこれです。
高熱が出て、咳が出て、節々が痛む時に飲んでください。

この症状を聞いて思い浮かべる病気は?
そう。
インフルエンザです☆
麻黄湯は昔からインフルエンザに使われてきたんです☆
それを再度、ちゃんとした研究結果を出すために改めて研究されたわけです(o^^o)
結果!
福岡大学の研究により
麻黄湯、タミフルと同等の効果!
ってのが出たわけですよ。
それが一大ニュースになって新聞にも取り上げられてました☆
服用開始から平熱に戻るまでの平均時間は、タミフルが20・0時間、麻黄湯が21・4時間でほとんど差がなかった。解熱剤の平均服用回数はタミフルの2・4回に比べ、麻黄湯は0・6回と少なくて済んだ。
(2009年5月8日 読売新聞)
すごいですよね〜(o^^o)
これが出た時は僕らの中では「スゲー!やっぱ麻黄湯スゲー!インフルエンザの治療方針がこれで変わるかも〜!?」
って感動してたんですけど、
意外と一般の方には知られてなく…

もう10年近く前のデータですが、改めて取り上げてみました♪
インフルエンザになった時には対処法が色々ありますよ☆
タミフル、リレンザ、イナビル以外の治療法が!!
503、源液、麻黄湯の組み合わせ知ってれば、
全然なんとかなりますよ!!
(麻黄湯もメーカーによって品質が全然違うから買うとき気をつけてくださいね〜♪( ´▽`)
漢方薬は自然のもの由来だから品質に差がものすご出ます!!
いいメーカーの漢方は効きがマジで全然違うからっ!!!)
心配なら併用したらいいと思うしね〜♪
いいとこ取りしたらええねん♪
まぁ何よりかからないのが一番♪
睡眠とか栄養とかストレスとか、気をつけてしっかり予防してくださいね〜♪(´ε` )
邪気を払いましょう♪
【春に多いのは自律神経の乱れと魔女の一撃】愛媛 四国中央市 漢方 自然薬 腰痛 ぎっくり腰 自律神経 自律神経失調症
2017年4月1日
春になると多いのは自律神経系のご相談。
春は一番自律神経の乱れやすい季節です。
もっと分かりやすく言うと
「心と身体のバランスが取れにくい季節」
なんですねー!!
卒業、卒園、入学、入園、転勤、異動、などなど…
子供の事でも仕事の事でも環境がガラッと変わるときなんですよね。
そして『変わる予定』のときなんですよね。
「あーどうなるんだろう…」
なーんて取り越し苦労をするのには最適な時期です(笑)

自律神経の事は最新情報も沢山あるので書きたい事が盛り沢山すぎるので次回…
もう一つ多いのが…

腰痛持ちの皆様。
大丈夫ですカーーーー!?
お客様でも腰痛結構いらっしゃいますが、友達でもぎっくり腰とか、腰痛とか、いろいろ聞きます。
腰痛、関節痛。
という僕も…

五島を旅してる途中…
やりました。。。
はい。ぎっくりですΣ( ̄ロ ̄;)
痛すぎて杖をつきながら しゃがんでます(笑)
旅の前半。福岡空港に着いた頃には歩くのも激痛。。。
あまりの痛さにしばらく車椅子で移動してましたもんΣ( ̄ロ ̄;)
空港って車椅子に乗ってる人にめちゃくちゃ親切にしてくれるんですね!!
ほんっとに手厚い!!
それが申し訳なくて気合で歩きましたが♪( ´▽`)
本当に腰やられると動けなくなりますよね…
調剤薬局時代。
薬の確認作業を1日中、しかも立ち作業で、前かがみでやってると、それが積もり積もって炸裂っ!!

(こんないい身体になりたいものです♪(´ε` ))
そのときは明らかなギックリ!!
ほぼ這いながらに近い状況で出勤してましたΣ( ̄ロ ̄;)
10年ぶりのギックリ!!
いやーーーーしんどいっ!!
しかもよりにもよって旅中!(◎_◎;)
でも死ぬまでに1度は行きたかった五島!
旅の時は特に何か起こっても大丈夫なように大体の自然薬は持ってます。
でも、
ぎっくり腰は想定外Σ( ̄ロ ̄;)
何もありません。。。
とりあえずドラッグストアに駆け込んで急遽お灸と痛み止めとコルセットを購入!!
そして海辺で杖になりそうな枝をゲット!!
それでなんとか3日間しのぎました!!
しのぎましたって言っても歩くのもままならないので、移動はタクシー。
車移動でも振動で痛い…
観光してて長椅子を見つけると横になる…
歩くのもゆっくりゆっくり…
完全に怪しい人だったと思います(笑)
それで帰ってきて大慌てで一通り揃えて服用開始!!
この時期の腰痛の大きな大きな原因は『冷え』
あったかくなってきたな〜と思っても、
実は足元が冷えるんです!!
足からジワ〜と身体の芯から冷えることで血流も悪くなります。
真冬なら防寒対策してますから、大丈夫なんですけど、薄着になってますし、油断してますからね。

なので、まずは腰にしっかり血流を流してやる漢方薬。
それと骨や神経の栄養になる自然薬。
炎症をとって回復を早める自然薬。
自然薬は組み合わせで効果が2倍にも3倍にもなります!!
大体飲み出して1週間であまり痛みを意識せず動けるようになりました☆
で、2週間で普段の生活は取り戻しました。
今3週間目ですけど、普段は全然忘れてますがやはり無理するとジワっと痛む程度まで回復!!
やっぱり中から治療を手助けするのとしないのでは回復のスピードが全然違いますね!!

調剤時代も自然薬を飲みましたが(この時はヒロシ先生が福岡までセットにして送ってくれましたm(_ _)m)
この時は同じタイミングで事務の人がギックリしたんですよ!!
その方と「マジ痛いっすね…」と慰め合いながらギックリ仲間やってたんでけど、
僕は中からの治療をしてる。事務の方は何もせずコルセットと痛み止め。
この回復のスピードの差がすごかったんですよ!!
僕は1ヶ月もすれば完全に完治!!という感じでしたが、
その方は1ヶ月後にも動きはゆっくり。休憩時間は横になる。そんな感じでした。
僕の記憶する限りでは半年経ってもたまに「痛い〜」って言ってましたもん!!
正直、その時に「自然薬ってすごいんやな〜」と実感しました♪(´ε` )
その頃は西洋医学の知識の方が多かったですから!!
驚きましたねーーー!!
さーて、もうすぐ桜も咲いてくれるでしょう!!
腰痛、自律神経系に注意して楽しい春を過ごしましょうね〜(*^^*)





