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【賢く休むには】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP

2024年7月1日

現代人の疲労は全てが脳疲労だ!と言われるほどに、現代人は頭を使う仕事が多いですよね。

デスクワークの人なんて肉体で言うと、ほとんど指先ですよね。使ってるの。

体を動かして!みたいなのは大工さんとかと比べてたら全然じゃないですか。

でも考えて、悩んで、気を使い、気を配り、目を使い、脳を使い。。。と言う感じで、仕事が終わる頃にはぐったりみたいな。仕事以外でも、めちゃくちゃ気を使う、食事会でもランチでも会議でもなんでもいいんですけど、すっごい気を使う環境に行った時に、終わった後に、だぁーーーって疲れません?

いや。人と話しながらご飯食べただけやん!ってことなんですけど、それが疲れるんですよねー!!

脳疲労、気疲れですよ。

と言うことで、休息を取るにも体の疲労を取るだけじゃなくて、脳の疲労を取ることも考えておいた方がいいですよね。と言うことで、脳を休める方法ですよ。

 

ざっと二ついきましょうか。

一つ目は非日常を味わう!です。

いつもやってること、いつも見てる景色、いつもやってる行動以外のことですね。

まぁこれの最たるものが旅行ですよ。

いつもと違う場所でいつもと違う景色を見て、みたいな。

 

禅を世界に広めた150年前の仏教哲学者、鈴木大拙さん。

日本だけじゃなく世界に禅を広めた人なんですね。スティーブ・ジョブズが禅の世界に没頭したきっかけになったのも鈴木大拙さんなんですよね。

禅って日本人でも説明して!って言われて答えられる人そんなにたくさんいないんじゃないか?と思うんですけど、この難しい、とにかく体感して感じろ!って世界観の禅を英語で世界に発信した。この鈴木大拙さんが「禅とは何か?」をわかりやすくした時に使ったワードが「禅とは、ビギナーズマインドである」と言ったんですよ。

「初心者になりなさい」ってことです。

初心者の視点でやると、全てが新しく、一個一個に集中することになるんです。と言うことはこれ、今に強烈に集中していることになるんですね。まさに禅。座禅を組んで瞑想しなさい!と言われてもなかなか馴染みがある国でも広まらないのに、馴染みのない、しかも宗教の匂いがめちゃくちゃする禅なんて広まらないですよね。

それを、「ビギナーズマインドです!」ってめちゃくちゃわかりやすいですね。

 

ビギナーズマインド、初心者になる。これを無意識でやっているのが「非日常を味わう」ですよ。

わざわざ旅に出る必要もないんです。休みの日にいつもやらないこと。いつも通らない道、入らない店、行かない場所に行ってみる。これが脳にとってはめちゃくちゃリフレッシュできるんです。

 

後もう一つは、

熱中する!集中する!没頭する!

何か自分の好きなことに没頭している時間って瞑想状態なんですよね。

人の脳が一番疲れるのはボーっとしている時。

いわゆる雑念まみれの時。過去のことを考えてみたり、未来のことを考えてみたり。でぼーっといろんな思考があっち行ってこっち行ってって時です。

その時にDMNデフォルトモードネットワークと言われる脳の場所がすっごく働いていて、その時にすごい量のエネルギーを消耗します。DMNのエネルギー消費量は、脳の全エネルギー消費の60~80%を占めるとされています。すごいですよね。

知らず知らずのうちにぼーっとあれこれ考えてる時がDMNが活性化してエネルギーをめちゃくちゃ消耗しているというね。で、このDMNが一番落ち着くのが瞑想です。

が!!そう簡単に座禅を組んで瞑想をして完全なる瞑想状態に入れるわけじゃないんですが!!

何かに没頭してる時、集中してる時は、瞑想状態になってるんですよ。

 

これ非日常もそうなんですけど、たとえばわかりやすいのが海外旅行に行ってガウディ−のサクラダファミリアに行った時って、めっちゃ集中してません?うーわ!すっご!これどうなってんの?え!?ここが?えーーーこんなことできるん?いつの時代よ?は???みたいな集中してる熱中してますもんね。

 

と言うことで、やっぱり非日常って素晴らしいですよ。

大きな非日常も素晴らしいですけど、日常の中に実はいくらでもある非日常を味わうのを意図してみてください。

 

【200年前から続く自律神経の漢方薬】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP

2024年6月14日

先日、敬震丹というお薬を作られてる犬伏製薬さんで講演させていただきました。

しかも、僕が講演して、犬伏社長が講演して、僕と父と犬伏社長とで対談する。という謎の組み合わせの勉強会でして、非常に面白かったんです。

 

敬震丹ってのがまたね。これが非常にいいお薬でして、自律神経の調整薬として使うことが多いお薬なんですけど、自律神経の過緊張が続いて、脳が緊張状態が続いてしまって、イライラしたり、動悸がしたり、眠れない、消化不良、食欲が落ちる、胃腸虚弱みたいな時に使うんです。

 

ストレスがかかって体に不調が出た時に大活躍してくれるんですけど、これがね、面白い漢方薬でして、

徳島県は藍住町という所に本社がありましてね。

文政の時代に開発された漢方薬なんです。

文政っていつやねん!って感じでしょ。

1818年〜1830年までの間に開発されました。という記録が残ってて、細かな数字は残ってないらしいんですが、文政の時代のどこかで製薬されたそうです。

なので、もうほぼ200年ですね。

 

当時から日本では手に入らない高価な生薬も結構な量使われてまして、

牛黄、麝香、龍脳とかね。

あとは人参、沈香、とかも当時は高価なものだったんですけど、そういう高価だけど効果は確かなものがふんだんに使われております。

でね、この時代っていろんな薬が開発されては消え、開発されては消え、を繰り返してるんですよ。

一時は支持されるんですけど、実際に飲んで効果がなかったら、途端に売れなくなって消えていきますからね。

この時代から作られて残ってる漢方薬って、本当に効果があるものしか残ってません。

 

ほんでね、会社というか犬伏家としても200年の歴史がしっかり残ってるので、昔の文献とか残ってるんですよ。

明治時代の添付文書とか、色々と過去の情報が残ってて、これ見てるだけでも最高に面白いんですけど、今回講演をさせてもらうのに、オンライン講演だったんですけど、対談があるので、犬伏製薬本社まで行ってきたんです。

で、会社に行って工場を見せてもらったりするのは何度目か、なんですけど、

今回は、今の工場に移る前。昭和初期とか、明治時代に作られていた工場を案内してくれたんです。

 

残っとんのかい!って話ですけど、しっかり重要文化財になってました。

なかなか珍しいですよね、昔の医薬品を作ってるところが重要文化財で保護されてるって。

その時代の工場、まぁ蔵ですよね。

蔵の中には、その当時使われてた、生薬を粉砕する機械とか、粉砕したものをふるいにかけるふるい機とかの機械があって、明治時代にこの機械つくりました!って記載がありました。

 

敬震丹って、1cmぐらいの正方形で厚さ1mmぐらいの板なんですけど、それを作る時にまず、粉砕した生薬を篩にかけて細かくします。で、細かくしたのを、当時結合剤はもち米だったらしいんですけど、ちょっともち米を混ぜて板状に伸ばして、それをカットしていくみたいな一連の機械がありました。

当然、木でできてるものと、とは鉄の塊?学校の技術室みたいなところにある簡単な手動の機械みたいなのが並んでました。本当味があるんですよ。

今では衛生的な問題とかで絶対使えないものですけど、めちゃくちゃ趣があって、綺麗に保管されてました。

 

今、社長が9代目ですけど、先代がまだ社長をされてた頃に、教えてくれたのは「昭和初期にはうどん1杯が3銭の頃に、敬震丹は1片、一回分が20銭だった。」って言われてましたので、今で言う所の2000円ぐらいでしょうかね。1回分ですよ。今は1回分250円ぐらいなのでね、当時いかに貴重なものだったのか。と言うのがわかりますよね。

 

昭和初期の効能書きは、百日咳とか麻疹の治療として使われてたみたいです。牛黄が入りますからね。

それが、時代が進むにつれて変化して、今では自律神経、脳に使うようになってます。

明治時代に作られて、ストレス。と言う言葉も、脳から医学を考えるなんて概念すらない時代に作られてたものが、時代を経て今は超ストレス社会で、しっかり脳に作用して自律神経を調節して日本人を助ける漢方として生き残り続けてると思うと、これからも残していって欲しいなぁとすごく思いました。

 

【脳を成長させ続ける3つのポイント】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP

2024年5月9日

歳を重ねると脳の機能は衰える。

歳を重ねると脳の成長はしない。

と言われている時代がありましたが、今の主流は、脳はいつまででも成長が可能である!といつ事なんですよね。

人間には色んな臓器がありますけど、その中でも脳って実はカナリ寿命の長い臓器とされてるんです。

でも、歳を重ねたら物忘れは多くなるし、思い出すのに時間はかかるし、新しいことを習得するのに時間がかかるし、という感覚だと思うんですけど、

物忘れとか思い出すのに時間がかかる!っていうのは子供の頃は記憶の引き出しが少ないんだと。そうですよね。経験が少ないから、記憶の引き出しも少ないので、えーっとどこにあったっけな?ここ!って出すのも楽なんですわね。

 

それが大人になったら、子供の時30個ぐらいの引き出しの中から、どれだろか?ってゆーてたのが、

どんどん増えて300個ぐらいになると。それでも、この辺かな?そうそう!これこれ!って引き出せるんだと。

 

これが、さらに歳を重ねて70も80もになったら3000ですよ。

そしたら単純に、どこに何をしまってるのか探し出すのが時間がかかるようになりますね。

 

えーーーっと、どこだっけ、ここじゃない、ここじゃない!って。なるんだそうです。

 

だからすっと出ないだけで、そりゃそうだろ!って話みたいですよ。

 

そして、脳を調べていると、80才になってタクシーの運転手を始めようと新しい土地の道を覚え始めていくと、

しっかり記憶にまつわる領域は活性化して記憶していくし、成長し続ける!っていうのが今の定説です。

これね、こう言ってくれる方が希望ありますよね!ここからどうやったって歳とっていくんですからね。

 

では、その成長させ続けるためにはどうしたらいいんだい?って話ですよね。

 

3つあって、1つは1番効果の大きいであろうポイントで、

 

いつまでも好奇心をもつ!ってやつですよ。

新しいことをやってみる好奇心ね。

 

これにはドーパミンが関与してるらしいですけど、よっしゃ!やった!楽しい!嬉しい!っていう感じになった時に出るドーパミンが、好奇心を掻き立てるのにも、好奇心を進めるのにも重要なんですね。知的好奇心もそうですよね!

 

よし!やっあ!楽しい!嬉しい!

を刺激するドーパミンを出す好奇心を常に持っておく!

 

そして二つ目、

運動ね!1日20-40分の有酸素運動、ウォーキングで記憶を司る海馬の領域を活性化させて萎縮を防ぐんです!

この効果もめちゃくちゃ大きくて、運動と記憶の関係って甘く見積もられてるんですけど、これ重要ですね。
ウォーキング、水泳、ダンス、山登り、ハイキングとかね。

 

って事は、この二つを掛け合わせると、知的好奇心を刺激する旅に出かけたり、旅先で色んな発見、色んな興味があるものに触れるってめちゃくちゃ良いですよね!

まぁシンプルに運動習慣があるって大事って事もありますけども。

 

あとは最後はコミュニケーション

 

特に職業や肩書、学歴、年齢性別などを問わず、幅広い人とコミュニケーションを取ってる人の脳は特に高次認知機能も高まると言われています!

なんかイメージでも色んな場所に出て行って交流してる人って若いですよね!

 

という事は、年齢関係なく、色んなことに挑戦して、同じことをやってる人と交流をしながらコミュニケーション取ってる人最高って事ですね。