僕ね、記憶力のキャパ少ないと思うんですよ。

これは昔っからで、今考えたら、中学生、高校生の時もそうで、中間試験とか期末試験とか、その手のテストはテスト前に勉強するじゃないですか。

そしたら、まぁある程度の点数は取れてたんですけど、実力テストみたいなやつになると、一気に点数が落ちるという、典型的に実力がない生徒だったわけですよ。

 

めちゃくちゃ忘れてるんですよね。

こないだも、久しぶりにラーメン屋さんに行ったんですね。

そこはつけ麺とラーメンがあって、行くたびに迷うんですよ。どっちにしようかなー！って考えて「ラーメンは他のところでも食べれるけん、つけ麺にしよ！！」って多分前も思ったけん今日はラーメンにしよう。」ってラーメンを頼んで、つくみさんに「あれ？またラーメンにしたん？」って言われるって言うのを３回連続でやったり、

 

先月に里芋をね素揚げにして食べようと思って、茹でて、片栗粉をまぶして揚げてたんですね。

普段はつくみさんが作ってくれるんですけど、なんか忙しそうだったので、やったんですよ。そしたら片栗粉をまぶしすぎて、失敗したんですよ。

で、こないだ、先輩がタコを釣ってきたからって、くれたんですよ。

それをタコの唐揚げにしたくて、同じくね、片栗粉つけてあげたんですよ。

そしたら、里芋のことを完全に忘れてて、同じく片栗粉つけすぎて、「片栗粉食べよるみたいなわ！」って言ったんですけど、つくみさんに、「けんさんそれ、先月の里芋の時も全く同じこといよったで。」と言われまして。

 

もぅねダメダメなんですよ。

話してても、そんなことあったっけ？ってことばっかりだし。やばいんですよ。

こないだスケジュールが記憶できなすぎて、その場でメモしてスケジュール帳通りに動いてて、今週の予定もほとんで記憶にはないって話しましたけど、

ほんとそれで、書き留めておかないと全然ダメなんです。

 

ただ！これね。書いて残す。メモして残す。という、記憶というものに頼らず記録で残すという方法がありますけど、もう一つ。

これは今からの時代はむしろこっちの能力の方が必要になってくるだろ！と思うのが、

答えに辿り着く方法を覚えておく。

これですよ。

 

例えば、ボヤッとは覚えてて、あーーー確かあの本に書かれてた！とか、あの時あの人が言うてた！とか、それは一ミリも記憶にないけど、それに関してはあの人に聞けば大体わかる！とか、あの時の写真を見直せばわかる！とか、このサイトに詳細は書かれてる！とか。

答えに辿り着くまでの方法を覚えておけば、答えには届くんですよ。

 

そりゃ覚えておくに越したことないけど、覚えれないなら、どうやれば答えに辿り着けるかの道筋の部分を覚えておく。知っておく。これで大体は大丈夫なんじゃないかと思います。

ただ、この方法ではラーメンを食べたのかつけ麺を食べたのか？の答えは導き出せませんでしたけどね。いつか、あそこの店でつけ麺を食べたいものです。

寒くなってくると冷えが強くなってきますね。

手足が冷たくて、とか、血流が良くなくて。みたいなね。血流って言葉はかなり一般的に使われると思いますが、人間にとって、この血液とか、血流というのがいかに大切なのか？

これはみなさんが思っている遥か上をいくほどに重要なのです。

 

まず、いかに体にとって血液というものが大切であるか？を表している数字を紹介しましょう。

人間の体は３７兆個の細胞が集まってできていると言われています。

３７兆個ね。

そのうち、血液を運ぶ細胞。赤血球はいくつあるでしょう。

答えは２６兆個です。

２６兆ですよ？３７兆分の２６兆。約７０％が赤血球なんですよ。

ほとんどやないかい！って話でしょ。

 

赤血球は血管の中を通って全身をめぐってます。その通り道で細胞たちに酸素と栄養を配って、その細胞がいらなくなったゴミを回収してまた戻ってきます。

郵便局とかクロネコヤマトとか佐川急便とかの配送の仕事と、ごみ収集車の仕事を同時にしてくれてる感じです。

ほんで、人間の７割が配送の仕事をしてる感じです。

 

一般細胞は動けないからね。栄養とか酸素をとりにいくことはできないし、ゴミを出しに行くこともできないので、我々で言うと、家の中に閉じ込められて「今日から一歩も外出することを禁ずる！その代わり！国が皆様のお家に水と食事など生活に必要なものは届ける！その量はこちらの判断次第である！そしてゴミも回収する！」

って言われた感じです。

 

そうなったら、どんな生活になります？

お国がね、豊かな国ならいいですよね。はいー今日も新鮮なお野菜とお肉お届けにあがりました！水も大量にどうぞ！あ！ゴミっすか！ゴミ袋に５袋！了解です！持ち帰りまーす！また明日来ますので、新鮮なうちにお召し上がりくださーい！

 

って届けてくれますわね。

 

これが、貧しい国になっていったらどうですか？

おいおい。昨日も一昨日も、何も届かないってどう言うことだよ。家族全員お腹すきすぎてやばいぞ。このままだと餓死するぞ。しかも家はゴミだらけで、ストレスフルだぞ。おい。まじか。。。国は一体どうなってやがるんだ。。。

ピーンポーン！来た！来た！来やがったぞ！っておい！３日ぶりに来てパン一つ！５人家族でパン一つ！ほんで、ゴミ！おいーーゴミ持って帰ってくれよ！おいー！まじかよ！！

 

これ、豊かな国が血液がしっかり充実してて血流がいい状態で、貧しい国が貧血気味で血流が悪い状態です。貧血ということは、全身に栄養と酸素を運ぶトラックと人員が少ない状態で、血流が悪いのは、さらに道が渋滞してて全然進まない。むしろ届かない場所もあるような状態ですから。

 

貧血気味の方は生活養生、食べ物大事ですからね。

血を作る元になる食べ物を食べて、それでも！って方は漢方薬なりでしっかり血を補って、

巡りが悪くならないように冷え対策もしっかりしてくださいね。

 

今日は久しぶりに医学の歴史についてちょっと触れてみたいと思います。

今の医学を我々が受けられるようになったのは、もちろん歴史があり、この何千年かの間に大天才が何人も現れてきているんです。

医学以外でもあり得ることなんですけど、

大天才で影響力がありすぎるがあまり、その人の言ったことが間違っていようと、あの人が言ってるから、という理由でそれが正解になる。ってことありません？

あの人が間違うはずがない。あの人の言ってることだから合ってるに違いない。みたいなね。

医学の歴史にもそんな時代があったんです。

ある天才が現れて、医学理論をぶち立てて、これが衝撃の事実なんだ！これが人間の体の仕組みだ！って発表したら、それは正しいこともあったけど、間違ってる部分も多々あって、その医学理論がなんと、１５００年覆ることがなかった。ってことがありました。

それが

紀元２００年ごろに現れたギリシャの医者、大天才ガレノスですよ。

ガレノスの医学理論が、当時のキリスト教の教えと合致したんですね。

 

それによってガレノス医学に意を唱えたものは処刑されるという時代が１５００年続いたんです。おしっこは膀胱で作られると思ってたのを腎臓で作られてる！とか大発見をたくさんしたんですけど、血液は動脈に流れてあとは全身に染み渡るように流れていく。として、血液循環という概念はなかったり、２００年って卑弥呼ぐらいの時代ですから、

穴もたくさんあったんですけど、これ！血液巡ってますよ！！と言おうものなら処刑！他にもより医学を進化させようとしてものは、全員拷問。という時代があったんですよ。

 

１５００年変わらない医学理論を発表したのも大天才ならば、それを打ち破るのもまた大天才です。ガレノス医学を打ち破ったのが、アンドレアス・ヴェサリウス！コペルニクスが地動説を発表したり、種子島に鉄砲が伝来したぐらいの１５００年代。

キリスト教の力も弱まっている時に、生まれたのが奇人ヴェサリウスです。

彼は、家系が代々医者で、家の裏が死刑場という特殊な環境で生まれ育ちます。

思春期にヴェサリウスの特異性が発揮されるんですけど、山に行って動物を捕まえて解剖をする。という今だったらどう考えてもやばいやつだったんです。

そして医学の道に進み医学を勉強する中で、死者の解剖の授業がありました。

 

その時に、先生が解剖をするんですけど、それがまぁ手際が悪くてですね。ヴェサリウスはいてもたってもいられなくなって、ちょっと！先生！変わってください！解剖というものを教えてあげましょう！ってな感じでバッサバッサやっていきます。動物斬りまくってますからね。

そこで頭角を表すヴェサリウスですが、授業での解剖が忘れられず、何と！お墓を荒らして死体を掘り起こして解剖する。という本当に奇人です。

 

ただ、１５４３年に出したファブリカという解剖学の本は世界中に広がって、同時にこの奇人の名前も世界中に広がりました。

まぁ今見ても今年出たんですか？っていうぐらい綺麗です。

その解剖をする中で、実際に人間の構造を知ることで、ガレノスの医学が間違っていることが明らかになって、解剖学の最先端のものが世界に広がって、ガレノスの呪縛が取れただけでなく、医学の駒をさらに進めることになったのです。

 

さぁヴェサリウスは天才外科医なのか、動物を切り刻み死体を掘り起こす変質者なのか？

議論が分かれるところですが、彼がいなければ今の医学がないのは確実です。