【ネガへの切り返しのポイントは接続詞】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2024年11月21日
なんとなくですけど、ポジティブな方がいいよね!って言う風潮がありますよね。
このネガティブポジティブの話になった時って、ポジティブ思考になる方法!とか、ポジティブシフト!ポジティブな人と言われる技術、3秒ポジティブ変換、ポジティブ大全、ポジティブの教科書。みたいな、ポジティブになるための本はめちゃくちゃありますよね。
これね逆説的なんですけど、この手の本が沢山ある分野って、その逆が多いから、そのジャンルの本が沢山出るんですよね。
ポジティブになれる!って本が多ければ多いほど、あぁネガティブで悩んでる人が多いんだなぁと思うんですけど、
「気遣い」とかの本もめちゃくちゃ多いんですよね。
なぜかうまくいく気遣い100の週間。
本当の気遣いのコツ。
気遣いの基本。
さりげない気遣い。
選ばれる人の気遣い。
最高の気遣い。
みたいな感じで沢山出てます。
ってことは、気遣いに悩まれてる方が多いんだぁと思いますよね。
これHSP気質の方はね、気遣いすぎてしんどいから逆に「鈍感になる方法」とか「スルースキルを高める方法」とか「放っておく力」とか「反応しない練習」とかが知りたい!みたいな、気遣いをしましょう!と逆の気がついても流せるようになりたい!という逆のニーズが生まれてたりしますけど。
で、本のラインナップを見てると、本当にネガティブからポジティブに持っていきたい!と思われてる方が多いんだろうなぁと思うわけですよ。
でもね、まずスタートですけど、人間は元々はネガティブなんだ!!ってところをベースにぜひ知っておいてもらいたいと思います。
ネガティブじゃダメだ!ポジティブにならないと!って一生懸命やってると、これネガティブな自分を一旦否定して、ダメだ!変えなきゃ!で、ぐわんってポジティブに思考を180度変えようとしちゃってますけど、まず、まず、まずなんですけど、ネガティブにだいぶ守られてきてるよ。ってことですよ。
心配性で、臆病で、神経質で、慎重な側面があるから、これまでなんとか生きてこられたわけじゃないですか。
ネガティブに考える面があって、大丈夫かな?こうだったらどうしよう?あぁだったらどうしよう?きっとこうに違いないから・・・ってネガが顔を出してくれるから慎重にいけるわけなんですよね。
基本的に人間の根底にあるプログラムは「生きろ!」なので自分の生命の危機を脅かされるのがいちばんのアラームなわけですね。
なのでそれを避けるためならどんな手段でも使いますよ。脳も体もね。
ポジティブでいるより、ネガティブでマイナスに考えて臆病に慎重にやった方が生存確率上がりますから。
だから、基本的に人間はネガティブなのね。っていうのが大前提であって、それに対してはあざすっ!って認めた上で、その中でも過度にネガティブになりすぎてることに関して、向き合った方がいいと思うんですね。
で、ネガ発言への切り返しなんですけど、これは自問自答の時もですが、日本語って、最初にくる言葉でその言葉の方向性が決まるでしょ。
うーわ!最悪!ってなったネガが来た!
その時に「だって」って言ったらその後続くのは最悪な理由、最悪の深掘りになりますね。
うーわ最悪「やっぱり」って言ったら思ってたこととの確認、上書きになりますね。
うーわ最悪「でも」って言ったら、最悪だけど、その中でもマシなこと、希望になりますよね。
これ、おもろいもんで、この最初の言葉を投げかけたら脳は自動的にその隙間を埋める言葉を探してきますからね。
ネガティブな発言自体に注目するのも大事ですけど、発言の後の接続詞に意識を向けるとその後の言葉って実は方向性が接続詞だけで決められるのでいいと思います。
ネガに対しては「でも」がおすすめですね。
いきなり相手に投げかけると「え?」ってなりますけど、自分との会話の時にやってみてください。