【土から離れては生きていけない】マクロビオティック 一物全体
2013年6月1日
今から27年前の名作映画の中の一文。
土に根をおろし
風と共に生きよう
種と共に冬を超え
鳥と共に春を唄おう
どんなに恐ろしい武器を持っても
たくさんのかわいそうなロボットを操っても
土から離れては生きられないのよ
さあ、何のセリフかわかりますか?
これは「天空の城ラピュタ」の主人公シータのセリフです。
ボクはこの一文がとっても大切な事を言ってるな~っていつも思うんですけど、
どれだけ経済が成長して、物質が豊かになって、化学が進歩しても、
人間は絶対に自然から離れて生きる事は出来ないと思います。
やっぱり太陽の光からエネルギーをもらって、
土の中の微量栄養素、微生物、発酵、色んなものが力を合わせて植物が育って、
それを食べて虫とか動物とかが育って、
その生き物が死んでしまって土に還って、
その身体がまた栄養となって土の力になって……
っていう繰り返しで、
何億年と繰り返されたこのサイクルは地球の宝だと思うんです!!
その中に科学的にはまだまだ見つかってないような栄養だったりが身体に取り込まれて、
生き物が元気でいれると思うんですよね。
ビタミンとかミネラルとか、まだまだ全然発見されてないものいっっっぱいあると思いますしね☆
ビタミンAとかBとかCとかって現時点で見つかってる栄養なだけで、
現に2003年にビタミンの新種、ビタミンPPQが発見されたばっかりですから☆
これからまだまだ見つかるんじゃないかな…
そういう意味でも前回書いた一物全体食で、
栄養素の何と何と何がどれくらい入っているとかそういう問題じゃなくて、
生きているままの「いのち」をいただく事で、
生きているという事は栄養素はしっかり入ってるんだから、それを食べる自分たちも生かさせてもらっている感じだと思います!!
最近、LEDで野菜を育てて安定的に収穫できて、価格も安くできる!ってニュースになってますけど、ボクは「ん~?」って感じです。
やっぱり自然の中で育まれる「いのち」があると思いますし!
これから先地球で生きていく次の世代の子供達とか、数代先の子供にどういう形で地球を渡せるか!?
インディアンみたいに7代先の子供の事を考えていきたいですね~☆
一物全体
2013年5月28日
このページではその季節や時期に合った健康情報をコラムとして発信して行きたいと思います。
ではまず最初の記事は…
私たちの身体を作ってくれてる、毎日の「食」の話を書きたいと思います。
私たちの身体は食べた物を材料にして作られてますよね♪
髪・皮膚・爪・目・肝臓・骨… 全て。
だからいい材料(食事)で身体を作る事が健康維持には欠かせない事ですね!!
マクロビオティックってご存知でしょうか?
最近よく耳にする事が多くなりましたが、簡単に言うと…
「玄米菜食」「穀物菜食」「自然食」
こんな感じです。
マクロビオティックって聞くと、
なんか外国から来た言葉のように思いますが、元々は日本人の桜沢如一さんという方が日本の玄米菜食を中心とした食事をアメリカで広めようと伝えに行ったものが逆輸入されて日本に戻ってきたものなんです。
そのマクロビオティックで大切にしている考え方の一つに、
【一物全体(いちもつぜんたい)】
と言うものがあります。
これは一つの物の全体をすべて丸ごといただく!
という考え方から来ている言葉です。
小魚が身体に言いと言われるのはカルシウムが多いから!って言う事もありますが、
小魚は丸ごとすべて生きていたままの姿をいただくから、その命が自分の命になる。
だから身体に良い!
玄米は土に植えると芽が出てきますよね☆
だから玄米は生きている命あるものなんです!
だから食べると、その命が自分の命になる。
それを精米して白米にしてしまうと、植えても芽は出ません。
残念ながらそこに命はないんです。
玄米は白米に比べてビタミン・ミネラルがとっても豊富♪
って事もありますしね。
人参も皮ごと&葉っぱも一緒に☆
ごぼうも皮ごと☆
レンコンも皮ごと☆
命をそのままいただく事が大切!!
っていう考え方なんです。
最近食べ物の色んな〇〇ブームが出てきては廃り出てきては廃りしていますが、
これは昔からぶれる事なく大切にしたい考え方だと思います。
ウチは基本的に全て皮ごと♡
美味しいですよ~♪
皮ごといただくからこそ農薬の使われてない無農薬の物を使いたいですね~♪
そういう所の応援の意味も込めて♡
みなさんも是非やられてみてください!
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