健康コラム COLUMN

【花粉症に負けない体を作ろう!】愛媛 漢方 四国中央市 自然薬 花粉症

2015年2月27日

目がかゆい〜

鼻がかゆい〜

くしゃみがキツイ〜

鼻水が〜鼻づまりが〜Σ( ̄ロ ̄;)

 

 

花粉症の方はつらい季節になってきましたね。

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「けんさーん!花粉症に効く薬ないのーーΣ( ̄ロ ̄;)!?」

って質問が増えてきました☆

 

答えは…

 

 

「あります!」

 

 

花粉症って同じ量の花粉を取り込んでも症状が出る人とそうでない人がいますよね?

その違いは何なんでしょうか?

 

漢方的には花粉症は、水分代謝が悪く、余った水分が「毒」となって症状が現れると考えられ「水毒」と呼ばれます。

鼻水、涙、くしゃみ全て「水」を外に出そうとしている症状ですよね。

つまり花粉症とは体の中の余った水分(水毒)を体が追い出そうとしているだけなんですよ。

 

 

水分を取り過ぎたり、甘いものの取り過ぎたり、ストレスなど溜ってきていませんか?

こういう事が体に水分を溜めやすくするんですよ。

という事は、水が体に溜ってないと花粉症って出ないという事なんです。

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だから花粉症の花粉はあくまでも引き金で、実は体の内側に問題があるから起きるんですよ。

 

この花粉症に対して、改善していくのに2つのポイントがあります。

 

 

・一つは皆さん体感した事があると思いますが、あったか~いお風呂にゆっくり入ると鼻づまりがスッーっと通りますよね。これでもわかるように身体を温めてやる事です。

代表的な漢方で言えば、身体を温めながら鼻を通してくれる

「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」

というような漢方薬を使います。鼻水より鼻づまりが気になる方へお勧めです。

 

 

・もう一つは体に溜まって鼻や喉、目から出てしまっている水分を汗や尿としてちゃんと外に出してやる事です。

これには代表的なのは水分代謝を良くして症状を和らげてくれる

「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」という漢方を使います。

水っぽい鼻水が続くような方にお勧めです。

 

 

これだけでなく症状や体質によって一人ひとりにピッタリ合う様に、使う漢方が違うのがスゴイところです。

ちなみにこの二つは症状を取るのを得意とする漢方☆

 

つらい症状をとる事はもちろん大切ですが、症状をとりながらも体に水分を溜め込まない体を作る事、日頃の養生で花粉症に負けない体作りをする事が大切ですよね。

自然薬は症状を取ることもやりますが、本当に得意なのは、

 

花粉症に負けない体を作ること

 

なんですね☆

花粉症でいうと、粘膜を強くして異常な反応を起こさないようにするとか、いろんなところに働きます!!

根本治療の自然薬もあるんですね〜(*^^*)

 

また、漢方では冬の病気は夏から治療するという「冬病夏治(とうびょうかち)」と言う言葉があります。

花粉症の時期だけでなく普段から体質改善をしておくと次の花粉症シーズンは随分楽に過ごせると思いますね(o^^o)

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花粉症でお悩みの方はご相談くださいね☆

 

 

 

【葛根湯は何の薬?】愛媛 漢方 四国中央市 自然薬 風邪 インフルエンザ 葛根湯

2015年1月8日

今日は風邪のお話を☆

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患者「先生、頭が痛てえんで」

Dr.「ああ、頭痛だな。葛根湯をおあがり」

 

患「先生、おなかが痛いんでございます」

Dr.「ああ、腹痛だな、葛根湯をおあがり」

 

患「先生、目が痛くて」

Dr.「ああ、葛根湯をおあがり。はい、次の方」

 

患「いや、私はつきそいに来ただけで・・」

Dr.「まあ、いいから葛根湯をおあがり」

 

 

有名な落語『葛根湯医者』でございます。

 

 

どんな患者さんが来られても「葛根湯」を処方するから『葛根湯医者』

 

 

 

そもそも「葛根湯」ってなんの薬だかご存知ですか??

 

 

 

そう。

 

 

風邪薬!!

 

 

 

 

では無いんですね〜♪(´ε` )

 

葛根湯は風邪薬ではないんですよ。

 

 

 

1800年前からあるお薬なんですけど、

昔の書物にも「風邪薬」の記載は全然ないんです。

じゃあなんて書いてあるか?

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「首筋がこわばって、肩が凝り、寒気がして、熱が出てきて、頭痛がする時に服用してください。」

 

って書いてあるんです。

 

これが風邪の初期症状と同じなので風邪に使って有名になったんです☆

 

でも、落語の葛根湯医者みたいに色んな症状の方に使えるのが葛根湯。

肩こりにも使うし、結腸炎、結膜炎、中耳炎、蓄膿症、リウマチ、湿疹、蕁麻疹、歯痛、夜尿症、乳汁不足などなど、適応症はまだまだありますよ。

 

だから葛根湯医者はそれだけ聞くと

「ふざけた医者だな〜」と思われがちですけど、

実はこのお医者さんは名医かもしれません!!

 

逆に「風邪」に使う漢方薬も山ほどあります。

風邪の引き始め、ゾクゾク寒気がして、肩が凝って、熱が上がり始めて…の時は『葛根湯』。

熱が上がりきって、節々が痛くて、咳が出て…だと『麻黄湯』。

熱が上がってて、身体がだるくて…だと『柴胡桂枝湯』。

とか。

 

とにかく同じ人の風邪でもタイミングが違えば漢方薬は変わりますし、

人によっても変わります。

 

でも体質とタイミングが合えば驚くほどの効果を現してくれます!!

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普通の風邪薬みたいに症状を抑えて、出なくする様な効き方じゃなく、

治癒する方向に導く治り方をしますからね☆

副作用も極端に少ないですし!!

 

 

また、1800年前の葛根湯の書物には「この薬を飲んだら、熱いうすいお粥を食べて、温かくふとんをかけて寝るがよい。なま物、粘いもの、冷たい物、肉や魚、酒、乳製品などは避けるべし」

と書いてあります。

 

「お薬も大事ですけど、養生が大事ですよ!」

と1800年前の先人が教えてくれてます。

 

自然薬は先人の知恵が詰まってるんです。

 

今は本当に風邪・インフルエンザ・嘔吐下痢が流行っています!!

感染症も自然薬療法と栄養療法を組み合わせると本当に病中も楽に過ごせるし回復も早いです☆

症状を取りながら自然治癒力を高めますからね(o^^o)

 

でもまずは予防と養生が大事ですよ〜!!

お気をつけて☆

【熱中症にご用心!】愛媛 漢方 四国中央市 自然薬 育児 イベント 熱中症 自律神経

2014年7月25日

今年も熱中症で運ばれる方が増えてきました!!

 

最近の暑さは家の中でも熱中症になりますからね!ふつーに(´ε` )

 

熱中症対策で必要なのは、

 

・水分

 

だけじゃなくて、

 

・水分

・塩分

・糖分

・ミネラル

 

です!!

 

水分ばっかり取ってても汗とおしっこで出て全然細胞に吸収されないんですΣ(゜д゜ll)

 

だから・塩分・糖分・ミネラル も一緒に取らないと水分も吸収されないのです!

 

 

そこで!便利になるのが【経口補水液】

☆レシピ☆

水1L

砂糖40g

塩3g

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がベースで、それにプラスで果実の汁を絞ると美味しくなります☆(≧∀≦*)ノ

 

 

もし!!

熱中症になってしまったら、なりかかったら…

熱中症用の自然薬があるんです!!

これは持っておくと、とっても便利(o^^o)

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経口補水液 & 牛黄清心元 or 敬震丹 & ミネラル補給(ワタナベオイスター or バイオリンク)

 

 

このセット持ってたら熱中症対策には最高ですね☆(≧∀≦*)ノ

ホント!!

特にお子さん連れは!!

ボクは常に持ち歩いてます☆

 

どこか遊びに行ってて、

「熱中症かもー!(◎_◎;)」

って思った時にボクを見かけたら、声をかけて下さると出てきますよ(笑)

 

熱中症に気をつけながら楽しい夏の思い出を作りましょー☆(≧∀≦*)ノ

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