健康コラム COLUMN

【その体調不良の原因はコロナ!?】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP

2021年2月16日

皆さんこんにちは!

おかわりございませんか?

お日様の暖かさに誘われて近所の土手を散歩しています。散歩途中に水仙が群生している所がありまして足が止まります。

たまに黄色い水仙を見つけると、今日一日何かいいことあるかなあと嬉しくなります。

 

さて今回も老薬剤師のひとりごとにお付き合いくださり有難うございます。

年末から、テレビ・新聞・ネットではコロナのことや経済不況・リストラ・倒産など気分が滅入る話題ばかりで

すね。日本全体、いや世界全体が危機に直面しています。今日は何千人感染者が出た、重症者は何人、死者は何人と、カウントされるとじわじわと恐怖心が湧いてきます。

じゃあテレビ見んかったらええやん!となるのですが気がつくとそのニュースを見ている自分がいます。

 

私のパソコンはコロナ検索ばかりするのでコロナ情報で溢れています。去年の一月からずっと調べていますので、我が家ではコロナ博士と言われています。

 

マスコミが騒げば騒ぐほど不思議な現象が起こります。私の店の場合の、去年の一回目の緊急事態宣言後の頃のことです。

 

コロナとは直接関係ないはずの方なのに、

「体調不良」・「うつ状態」・「病院に行っても(どこも悪くないよ)ととりあえずは薬を出してくれるのだが、一向によくならない」というお客様が急増しました。

 

詳しく時間をかけて問診していくとその原因のほとんどがコロナにたどり着きます。例えば

 

①コロナ対応のためご主人が自宅で仕事をするようになり息がつまる。主人との距離感がわからない。

 

②(一回目の緊急事態宣言の時)学校が長期間休校になり、一日中子供達の世話でもう精神的に限界。

 

③スーパーから帰ってくるたびに一つ一つの商品をキレイに拭く為とても疲れる(少し神経症的になっている)

 

書けばきりがありませんが、本質的には皆さん繊細で良い方達ばかりです。

そして全てがコロナに繋がります。

 

では、コロナが私たちを不安にさせる理由とは何なんでしょう。

 

●目に見えない事への不安

●誰が感染しているかわからない事への不安

●もし感染したら村八分になるのでは…という不安

 

皆さんが話される不安は、だいたいこの三つです。

ある方が話されていたことがとても印象的でした。

「もしコロナに感染しても安心して治療に専念したい!そうなれたら良いよね!まじで」

 

では、漠然とした「不安」は、私たちの脳の、どの部分に作用し、心と身体にどう影響するのでしょう。

少し専門的になりますが、書いてみます。

「不安」な気持ちは、脳の中の「扁桃体(へんとうたい)」がキャッチし「海馬(かいば)」が記憶

します。

 

 

元来、「扁桃体」と「海馬」は、私たちを危険から守るための部位です。

 

今のようにずーーっとコロナ禍で緊張状態が続くと、扁桃体は身体を守るために過敏な状態が続きます。

 

そこにコロナ以外のストレスがかかると、いつもより大きなストレスとなって 自律神経の交感神経が緊張してしまうというわけです。

 

それが体調不良やうつ状態を引き起こします。

こういうことが脳の中で起こっているわけですね。

 

では、そんな患者さんをどう治すのか?

ズバリ!

この「扁桃体」の過敏な状態を正常に戻したら良いわけです。

 

「扁桃体」に効く薬って?

 

病院にはない、薬屋にしかない処方があります。

 

次回はその治療法について詳しくお話しますね。

また「扁桃体」が過敏になりやすい方の気質についても、話せたら良いかなと思っています。

では皆さま、くれぐれもお体にはお気をつけください。

 

「まっいいか」のヒロシでした