健康コラム COLUMN

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2019年6月3日

こんにちは!ヒロシです。

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今回は自分の身をもって体験した胃腸の素晴らしさを綴りたいと思います。

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先日、久しぶりに外食で天ぷら定食をいただきました。

「ん?ちょっと油っぽい衣だなぁ・・・」と思いながらも天ぷら大好きなものですからペロッと全部いただきました。

隣の家内を見ると、厚着な天ぷら衣を綺麗に全部脱がせて中身だけを食べています。

 

家内は昔から何か変なものを食べるとすぐに体に変化が起こります。

極め付きは質の悪い油を食べた時です。

すぐ反応するそうで、1時間もすると全部下痢で出してしまいます。

超優秀な胃腸の持ち主です。

よく考える胃腸なのです。

 

今回も「この天ぷらなにか変!」「油が悪い!」と胃腸が感じたそうです。

 

それとは真逆な私の胃腸は油が大好きでして・・・

いくら食べても少々の事では反応しません。

 

ところが・・・今回はちょっと様子が違いました。

食事の帰りの車の中で、胃がはったようで重くモタれます。

ムカムカしてきました。

 

ムカムカ・・・ムカムカ・・・気分悪さが増していきます。

身の置き所がないくらい気分が悪くて吐くに吐けない。

上にも下にも出せない状態です。

 

生あくびが何回も出てきます。

ついには冷や汗までも・・・。

 

「やばい!悪い油にあたった!!」

 

すぐに調剤室に駆け込み、自分用に調合した薬を飲みます。

 

食事よりも何倍も費用がかかりました。

でもそんなことは言ってられません。

 

苦味が心地よく胃の中に広がっていきます。

 

しばらくすると胃腸が消化活動を始めたのがわかります。

ムカムカ感がが消え、生あくびも止まりました。

「良かった!」

気がつくと深い眠りの中へ入っていました。

翌朝にはお腹が空いて目が覚めました。

 

私たちの胃と腸はまるで考えているかのように消化を休止することがあります。

変な食べ物が胃に入ってくると、消化を一旦止めてそれを口から吐き出そうとします。

これが嘔吐です。

 

胃から腸へ行ってしまった場合には、腸も消化吸収するのを止めて、水様便として下から出そうとします。

これが下痢です。

 

嘔吐も下痢も実は胃腸が考えて出した結果なのです。

「結果には必ず理由があります。」

その理由を調べることが大事なのです。

 

今回の私の場合は、悪い油を沢山食べてしまったことが理由。

 

理由さえわかれば出来るだけ早くそれに対応すれば回復します。

 

今回は自分の体の事ですからとてもよくわかりました。

 

だから一服で解決できましたが、もしお客様の胃腸の考えてることがわかるようになれば・・・

名薬師になれるのになぁ。。。

 

反省のヒロシでした。