【時代と共に必要な医療も変わるよね】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2022年8月5日
こないだね、精神科医のドクターと話す機会があって、がっつり話をさせてもらったんですけど、
その先生、発展途上の国の支援をしてて、毎年1回、ドクターの仲間たちと発展途上の国に行って、視察をして、子供達とか大人の健康診断をしたり、健康指導をしたりしてるんですって。
面白かったのが、
「先生、精神科行って発展途上国に行って何やってるんですか?」
ってズハリなことを聞いてみたんです。
そしたら
「いや!あのねー暇なのよ俺」
というわけですね。
でしょうね!って感じで、そんなに精神疾患がたくさんいるとも思えないし、、、
と思ってたんですね。
そしたらさらに興味深い話が始まって、
「いやね。いき始め10年ぐらいになるんだけど、最初に活躍するのはね、歯医者さんなのよ。歯科検診ね。
それと同時に必要になるのが、小児科医ね。
やっぱり子供の病気は多いし、子供が大病したら普通になくなっちゃうから。
予防接種もないし、公衆衛生が整ってるわけでもないからさ、感染症が広がると本当大変なのよ。
正しい知識もないしさ。子供の感染症は本当に怖いよ。だから小児科行って本当大事だし、かっこいいなぁって思うんだよね。」
と言われてて、
「今の発展途上国って面白くて、日本が発展していったみたいな発展の仕方じゃないのね。まず、スピードが早い!発展していくスピードがめちゃくちゃ早い。あと、ボロッボロの家に住みながら、テレビとか見たことないけど、スマホは持ってる。みたいな。先進国の技術なんこもすっ飛ばして、世界の水準と同じことやってますみたいな感じなのよ。
で、そのスピードで発展すると必要な医療の変化も早いのよ。
どうなるかというと、小児科の次に必要になるのが、内科ね。
公衆衛生が整ってきて少し豊かになり始めるでしょ。そうすると生活習慣病の患者さんが増えるのよ。
そうなるとその知識が必要になるし、そっちの治療と予防が必要になるんだよ。
食べれるものも増えてくるし、海外から輸入されたファストフード、ジャンクフードにも手を出しやすくなる。
今まで食べれなかったから、お腹いっぱい食べれるものを栄養関係なく食べる。
ここにも知識がいるでしょ。
でよ!生活習慣病が増えてき始めると増えてくるのが精神疾患なのよ。
こっからが俺の出番なのよ。」
って言われてました。
まさに日本の医療の変遷と同じだなぁと思いましたね。
公衆衛生が整って、食べるものが増えてきて、外国物もを食べるようになって、少し物質的豊かさが増えてくる時に精神疾患が増えてくるという。
これ、日本史上でもそうですし、世界史上でも、そうですよね。
初めて『人間には無意識の領域がある!』って精神分析をし始めたフロイトが産業革命で豊かになってきた少し後1800年代後半〜1900年ぐらいですからね。
この産業革命を境に世界的にも内面の精神化領域の不調が増えてきて心理学も発達していきますもんね。
今の技術革新の激しさって産業革命に匹敵すると思うんですよね。
世界の変化が激しいときは脳も心も忙しくなりますからね。
そういう時代を生きているってことを自覚しながら、この大変なる時代の変化を楽しみたいなぁと思います。