【効果の奥に眠る効果】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2022年7月15日
睡眠改善薬としてドラッグストアとかで売ってるお薬ありますよね。
「ドリエル」とか。
ええ名前つけてますよね、睡眠改善薬って。
ドリエルの主成分知ってます?
ジフェンヒドラミンというお薬で、元々はアレルギーのお薬として普通に病院でも処方されてた薬で「ベナ」「レスタミン」というお薬なんです。
これを分類すると第一世代の抗ヒスタミン 薬っていって、かなり初期に開発されたお薬で、副作用が強かったんですよ。
アレルギーのお薬の副作用と言えば、
口が乾く、目が乾く、そして、眠くなる!ですよね。
第一世代の抗ヒスタミン薬
「痒みは治るんだけど、眠くなるんだよね。めっちゃ。仕事になんねーよ!ということで眠気が少ない奴をつくれーーー!」
と開発してできたのが眠気が少なくなった抗ヒスタミン薬!よし!これを第二世代としよう!ということで、
そこから眠気が少ないアレルギーのお薬ってどんどん増えてきたんですね。
そうすると、第一世代の薬なんて見向きもされないわけですよ。
効果は弱いし、眠気は強いし。
んーーーーーもう世代交代だよね。。。。
と思ってたところ、気づいたんです。
いやーこれさー飲むと眠くなるからちょうど良いんだよね!
なんで?
寝れない時にのんだら朝までグーよ。
ということで閃いた人が、これ、副作用として邪魔者扱いされてるけど、これ、そっちを主作用って言い切ったら、不眠の人に使えないかな!!
でも、睡眠薬ほどの効果はないし、、、
よし!
でも睡眠薬を飲みたくなくて、安心して飲みたいって人もいるやろ!そこを狙えー!ということでドラッグストアを中心に、見事オワコンとされてた第一世代の最大のネックだった副作用「眠気」を主作用と言い切って「睡眠改善薬」として売り始めたんですよ。
すごいですよね。
効果はこれだけ!って思い込んでたら出なかった発想ですよね。
もう一つ、例を出すと
「アポロ計画」
あの。アメリカが月に入ったやつ!
あのアポロ計画ってベトナム戦争真っ只中に他の国にアメリカの技術を見せつけたらんかい!っていうことと、
宇宙開発ということで「月に行くぞ!」と飛んでいったわけですが、あの時莫大な資金を投入して打ち上げたわけですよね。
じゃあ、あのアポロ計画が僕たち庶民になんかプラスになったんか?って話なんですけど、
これも視点を変えると、なんと今の集中治療室ICUはアポロ計画がなかったら実現できなかった、
もしくは実現が何十年も遅れていただろうと言われてるんです。
ICUは、患者さんの身体に、生命に影響を及ぽすような変化が起こったらすぐにそれを遠隔で医師や看護師に知らせるというシステムになってるんですけど、
このシステムは、宇宙飛行士の生命や身体の状況をやはり遠隔地からモニターして、何か重大な変化が起これば即座に対応するという、アポロ計画のような長期の宇宙飛行においての必要性から生じた技術なんです。
宇宙計画だけの技術だと凝り固まってたら、これを医療分野に転用しよう!なんて思わないですよね。
今当たり前のようにやってること、使ってるもので「このことが生み出す結果のその奥で眠ってる効果って何?」という目線で見てみると新たな発見があるかもしれませんね♪