【多様性が大事?】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2022年6月10日
植物が生きている理由の非常に大きなウェイトを占めるのが「種を残す」という事なんですよね。
どうにかして受粉して種を作って次世代に種をつないでいく。
それは、風に花粉を乗せて確実性は低いけど、たくさん飛ばす事で、どこかの誰かに届けーーー!って飛ばす方法。
これは高いところから風に載せないと遠くまで行かないので、なるべく自分自身が背が高くならないといけない。
結構エネルギーが必要なんですよね。
あと、みつばちとかの昆虫に、花に寄ってきてもらって、運んでもらう方法。
これはまず昆虫によってきてもらうというハードル、そしてその花粉を次は同じ種類の花に運んでももらわないといけないというハードルがあるんですよね。
かぼちゃの花にいって、その後ゆりの花に止まっても、かぼちゃはできないわけで。
かぼちゃ的には「かぼちゃのあとはかぼちゃにいってよーーー!」という虫まかせなところがありますよね。
種を残すって大変なんですよ。
動物もそうですよね。
野生の動物は基本的に無駄な争いは絶対にやりません。
食料を巡っても勝てそうにない戦いは絶対にしないし。
いちかばちか!とか、気合でなんとか!とか!ここで行かなきゃ男がすたる!みたいなプライドみたいなやつは全くなくて、戦いには行きません。
そして、自分のことを狙ってくる外敵からとにかく隠れれるような色と形になってるし、隠れる場所も考えます。
でも、そんな野生の動物でも命をかけて戦う瞬間が1つだけあるんです。
女性を口説く時です。
同じ女性を狙ってたら、血が出ようとも骨が折れようとも闘います。
しかも、天敵にバレないように!が鉄則の自然界のルールの中で、女性を口説くとなると例外なんです。
孔雀みたいに、バッサーって広げて
「女性にどうよ!カッコよくない?他のやつより柄が大きくて色が鮮やかだろ?」
とアピールするためだけにあんなに目立つリスクをおかす。
カエルみたいに、大きな声でゲコゲコないて
「どうよ?他のやつより低くてええ声やろ?」
って静かにしてりゃあ見つからないのに、見つかるリスクをおかして鳴くわけですよ。
孔雀は柄が綺麗で派手って事は、それだけ栄養状態がええよ。ちゃんと養えるし、遺伝子強いっすよ!のアピールだし、
かえるは、声が低いって事は体が大きい、だからちゃんと食べれる、遺伝子強いっすよ!のアピールなんですね。
種を残すって大変なんですよ。
じゃあ、なんでこんなにリスクを全開に犯して異性を引きつけようとするの?って話じゃないですか。
種を残すったって、植物だったら、自分の雌蕊とおしべで受粉する自家受粉で子孫を残す事だってできるんですよ。
動物だってアメーバ、ミドリムシ、ゾウリムシ、イソギンチャク、クラゲみたいに分裂して、自分のクローンを残して、どんどん増やす事だってできるんですよ。
なぜその方法を捨てて進化したのか?
それこそが「多様性」ですよね。
クローンだったり、自分の遺伝子を引き継いだという事は、弱点もすべて同じなわけで、何かの感染症に異常に弱かったら、それが流行った瞬間全滅という超リスクが高いんですね。
だから、違う遺伝子を取り込んで自分たちが持っていない遺伝子を新たに作り出して、
違う体質、違う個性、違う気質、違う性格をどんどん残していくと、
何かが起こった時に、誰かが生き残る事ができて、そこからまた種をつないでいく事ができるから、こんなにも種を残すのが大変なのに、わざわざ超非効率な方法を選択し続けてるって事なんですよね。
だから多様性を認めましょう。じゃねーのよ。
そもそも何十億年も前から多様性爆発っていうルールの中で生きてんの!!!!
というか人類よりも多様性の方が先なの!って感じがしますよね。
多様性の上に人類というか生物がいるわけですからね♪