【コロナと免疫の話を解説】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2021年8月27日
こんにちは☆(≧∀≦*)ノ
コロナウイルスが全国的に増えてニュースを見ても
緊急事態宣言・まんぼう・ワクチン・重症化・3回目・感染症分類・・・
こんなコロナ関連のワードが続きます。
そんな中でこんな記事を見つけました。
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の城憲秀特定助教、浜崎洋子教授らは、
新型コロナウイルス感染症で、感染細胞を攻撃する「キラーT細胞」へ加齢や他の潜伏ウイルス感染が与える影響を明らかにした。
若齢者と高齢者の比較で、高齢者では老化したキラーT細胞が多かった。一方、他の免疫細胞の働きを調整するヘルパーT細胞では年齢差がみられなかった。
重症化しやすい高齢者の治療やワクチン戦略の参考になるとみられる。
はい。
解説しましょう!
キラーT細胞というのはウイルス感染が起こった時に大活躍する体の中の強力な兵隊です。
というかキラーT細胞が弱いと重症化するし、強いと軽症で終わる。ぐらい重要な細胞です。
今はワクチンで抗体を作るんだ!って方に意識がすごく向いていますが、抗体を作るB細胞ももちろん大事ですが、
感染症が起こったときはチームワークでウイルスと戦いますからね!抗体があるだけではダメなんですよ!!
ゼロから分かる免疫学講座で免疫細胞を擬人化してもらったん♪
↑この子キラーT細胞。
このキラーT細胞が加齢と共に弱ってくる。ということがわかったって話ね。
はい。つぎ。
一方、他の免疫細胞の働きを調整するヘルパーT細胞では年齢差がみられなかった。
重症化しやすい高齢者の治療やワクチン戦略の参考になるとみられる。
って事ですが、
ヘルパーT細胞はいわば司令官です。
あらゆる免疫細胞に作戦を立て攻撃する方指令する司令官。
ウイルス感染の時も細菌感染の時も指令を出してくれます。
というか、ヘルパーT細胞が指令を出すまでキラーT細胞は動けません。
↑この子ヘルパーT細胞。
ヘルパーT細胞は加齢によっても変化はなかった。って話ね。
はい。つぎ。
新型コロナに感染していない20代の若齢者と70代の高齢者で、新型コロナウイルスに反応するT細胞の数や性質を調べた。
キラーT細胞では個人差も大きかったが、高齢者は若齢者に比べ反応する抗原に出会う前のナイーブ型が少ない傾向があった。
高齢者が新型コロナで重症化しやすい理由の一つとしてキラーT細胞の機能低下が考えられる。
はい。解説しましょう!
コロナウイルスが入ってきた時の20代の若者と、70代の高齢者のT細胞の反応を見たわけですね。
するとキラーT細胞は個人差は大きいが、キラーT細胞のナイーブ型が少ないから新型コロナに感染した時に重症化しやすい事がわかったって話です。
キラーT細胞のナイーブ型?
これですよね意味不明なの。
これは『まだ敵と出くわした事のない新人兵隊』です。
新人さんです。
え?新人が少ないと新型コロナに感染したら重症化するの?
って話ですけど、
ベテランばっかりで新人が入ってこない会社と、
ベテランもいるけど新人も毎年しっかり入社してくる会社。
どっちが将来性があるでしょうか?
ウイルスと戦ってベテランが死んでしまったら、次の兵隊がいないわけですよ。
そりゃあウイルスが一気に増えるでしょ!!
って話です。
ワクチンの話題が中心になっている今。
実はウイルスと戦うのはワクチンで作られる抗体(B細胞が作り出す抗体)だけじゃないんですよ!って事です。
今回の話題の中心キラーT細胞が抗体が出来るまで、ウイルスと戦ってくれてますし、
キラーT細胞が出てくるまでは、
好中球、マクロファージ、樹状細胞・・・
いろんな免疫細胞が感染から体を守ってくれています。
ワクチンを打ってても、打ってなくても、これらの免疫細胞たちが伸び伸びと仕事ができて、しっかり増える事が出来る環境を作ってあげるのが、
自分ができる最大の感染予防です☆(≧∀≦*)ノ
ストレスを過度にかけるとこの子たちの活性はグッと落ちるし、
睡眠時間が短くてもグッと落ちるし、
食べるものがちゃんと出来てなくてもグッと落ちます。
擬人化するとイメージ湧きやすいでしょ♪♪
ストレス、睡眠、食事の基本的なところに気をつけながら、
免疫細胞がしっかりと働ける体作るをするのに漢方薬・自然薬がとーーーーっても役ん立つんですっっ!!
コロナストレスで免疫と自律神経が乱れてる方増えてるからお気をつけくださいね。