【アジアンフラッシュはコロナにかかりにくい】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 感染症 ストレス 自律神経 コロナ
2024年4月12日
アジアンフラッシュ体質の人はコロナにかかりにくい!という研究発表がされてましたね。先月の佐賀大学の報告なんですけど、興味深いですよね。
アジアンフラッシュ体質はお酒を飲んだ時に顔が赤くなったり、ドキドキしたり頭痛が起こる体質の人を言います。一般的に言われるお酒が飲めない人、もしくは弱い人。です。
これ完全に僕です。
僕ね、全然お酒が飲めなくて、こないだね、居酒屋さんで鍋が出てきたんですね。
元々白菜とかもやしとか牡蠣、肉とかね色々と具材が鍋に準備されてて、水分が一切入ってないんですね。出汁を入れてから火かけるんかな?と思ったら店員さんが、このお鍋はお水の代わりに日本酒を入れて火をかけます。と言って、一升瓶で日本酒を入れ始まるわけですよ。
まぁ日本酒をお水で薄めてるやつなんですけど、鍋なんでアルコールは完全に飛びますから、飲酒運転にはなりませんから安心してください。とか言ってね、友達がそれをそのまま飲んでましたけど、うっす!っていうてましたわ。そりゃそうですよね。
で、火がしっかり通って食べましょー!って食べてたら、途中から頭が重くなってきてボーッとしてきて、ちょっと気持ち悪くなってきて、しんどくなってきてね。完全に酔いました。
周りの人は当然あり得ん!って言ってましたけどね。なんせもちろんしっかり沸騰し続けてるから絶対にアルコールは飛んでると。ほんで全く味もせんし、大丈夫!っていうんですけど、そんなんで酔うんですから、どれだけアジアンフラッシュ体質なんだ!って話ですよ。
で、アジアンフラッシュ体質をもうちょっと踏み込んで解説すると、アルデヒド脱水素酵素2型酵素(ALDH2)が極端に少ないんですよ。この体質に該当する人は、なんと東アジア人特有の体質で、なのでアジアンフラッシュと呼ばれるんですけど、その中でも日本人は約50%なんですって!日本人って、お酒飲めない人結構いるじゃないですか。
ほんでね、コロナですよ。
蔓延してる最終も、ヨーロッパアメリカでえらいことになってて、めちゃくちゃ感染者数が爆発してて、死者もとんでもないです!病院がパンクしてます!みたいなニュースが衝撃的だったじゃないですか。それなのに、その報道を見て日本人は警戒レベルをめちゃくちゃあげて対策に注ぐ対策を!って感じだったけど、実際の感染者数、特に死者数は少なかったでしょ。
日本もですし、東アジアは少なかったんですよね!
なので、世界的に見てもなんでや!なんでや!ってなってて、旧型のコロナウイルスが東アジアの元々の土着のウイルスでその免疫があるからかかりにくいし、重症化しにくいんじゃないか?とかいろんな説が出てました。
それが今になって出た結論の一つが、アルデヒド脱水素酵素が少ないから!という理由だったという。これ詳しくいうと、アルコールって体内で、アルコール脱水素酵素の力でアセトアルデヒドになって、アルデヒド脱水素酵素の力で、アルデヒドが水と酢酸に変わるんですよね。
ということは、アルデヒド脱水素酵素が少ないので、内因性のアルデヒドが比較的高濃度に溜まっているんだそうです。分解できないから。そのアルデヒドが抗菌作用、抗ウイルス作用を持ってて働いているのだろう。と考えられてます。
これを聞くと、東アジアの人たちがかかりにくい、重症化しにくい。というのが納得できます。まぁお酒を飲めないアジアンフラッシュタイプの人でもかかる時はかかりますけど、かかりにくい。という一つの研究結果としてね。
で、これ面白いなぁと思ったのが、当時ね、飲みに行かないでください!みたいなのあったでしょ。居酒屋は営業を控えてください。とかで、飲み屋街がガラーんとしてたじゃないですか。
で、ちょっと緩んでも、飲みに行ったら感染する!みたいなのありましたけど、確かに近距離でマスクもせず、お酒飲んでテンション上がって大きな声で喋って直ばしで同じもん食べてたら移りやすいわな。と思ってましたけど、お酒飲める人の方が体質的にかかりやすいわけでしょ。ということは、飲みに行く人がすでに感染しやすい体質で、その人たちが行くわけだからより感染は広まりやすいですよね。
と思うと、飲みに行くのを控えてください!というのは、当時はね、お酒飲んだら感染するんか!みたいな声もありましたけど、違う方向からあながち間違ってなかったんだな。ということがわかったというね。
今更コロナの研究かい!って思うかもしれませんが、鳥インフルエンザとかね、未だよくわかってない感染症の対策の糸口として免疫の研究は重要なんですよね。