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【人間は幸福に溺れる】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP

2023年4月25日

人間は幸福に溺れる。とはまぁ穏やかじゃないタイトルなんですけど、

 

「幸せとは?」という問いは、

紀元前から哲学、宗教、心理学、あらゆるものが生まれて今でも論じられていますが、

 

哲学も、心理学も、宗教も、医学だってそうだと思うんですが、これは「人類が幸福に生きるための学問」であり、生きとし行ける人間がどうやれば幸福な人生を歩む事ができるのか?をずっっっっと考えて研究してきた分野だと思うんです。

 

紀元前は哲学、宗教、そして医学になり、人間の心の事がわかってきて心理学、そして今は脳の分野が発達し始めて脳科学。担当する分野が変わりながらもずっと「人が幸福に生きるためには」というのを考え続けてますよね。

 

でね。脳科学は一つの答えを出してるんですよ。

うん千年とかけて答えが出なかった問いに対して、10秒で答えます。

 

しあわせを感じている時の脳内には、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィン、アドレナリン、ノルアドレナリン、GABAなど、なんと100種類以上の幸福物質が出ているのですね。

と言う事は、

脳内で幸福物質が出た状態が幸せであり、幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」であると。これが脳科学的に見た幸せの答えなんですね。

 

いや。まぁ確かにそうですよね。脳の中でそういう幸福物質が出て初めてそれを感じて、あぁ今幸せだなぁと感じるわけですからね。それが幸せな状態というわけですもんね。

 

で、先ほどお話しした、幸福物質の中でも特徴が強いのが、セロトニンと、オキシトシンと、ドーパミンですよ。

 

晴れた日に外に出て、あぁ今日は清々しくて気持ちがいいなぁ〜とか爽快感を感じてる時の幸福は、セロトニンが関係してるんですね。今あるものに気づいて、あぁ幸せだ〜と気づく。という感じですかね。セロトニン的幸福とでも言いましょうか。

 

好きな人と、手を繋いで街を歩きながらあぁ〜なんて幸せなんだ。と感じている時の幸福は、オキシトシンが関係してるんですね。ハグした時とか、ペットと戯れてる時とか、相手が必要なんですね、オキシトシン的幸福には。

 

そして、一番強力で一気に幸福度がバコーンと上がるのがドーパミン的幸福ですよ。

 

今年WBC、日本優勝しましたよね。めちゃくちゃ感動したじゃないですか。あの、ドキドキハラハラした試合を見て、ウオーーーがんバレーーーがんばれ日本!!逆転サヨナラいく?サヨナラになる!?よっしゃーーー!勝ったーーー!うおーーーー!!まじか!まじか!優勝じゃん!まじか!!ってなってる時、これドーパミンドパドパ出てます。

目標を達成したり、ゲームをクリアしたり、パチンコで勝ったり、買い物して欲しかったものを手に入れたり、美味しいものを食べたり、ね。

 

セロトニンもオキシトシンもじわーっと幸福感を感じるんですけど、ドーパミンは破壊力ありますよ!

「よっしゃ!!やった!!」

ただ、これがね、ドーパミン的な幸福でだけ幸せを求めてると、もっと。もっとってなるんですよね。

パチンコで1000円かった!よっしゃ!って思ってたのが、次に1000円買っても同じ興奮えられないじゃないですか。もっと!もっと!ってなるんですよ。

これがモチベーションにもなるんですけど、依存にも走ってしまうというのが、ドーパミン的幸福の厄介なところですね。また破壊力ありますから!

 

なので、ドーパミン的幸福で日常の幸福を感じるようになってる人は、枯渇を感じてしまいやすいので、できるだけ、セロトニン的な幸福とか、オキシトシン的な幸福にも目を向けたほうが穏やかな幸福も得られますよ。

穏やかな幸福と破壊力のある幸福を合わせて行きましょ♪