【人間の持つ大切な力!中庸の力!!】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2023年1月30日
過ぎざるは及ばざるが如しです。
ちょうどいい所、ちょうどいい真ん中。多くもなく、少なくもない、高くもなく低くもない。ちょうどいいところ。
東洋哲学、東洋医学では、この中庸をすごく大切にします。
陰陽平衡、陰と陽のバランスが取れたところね。と言うか自然界はこの陰陽のバランスが絶妙にとれているんだ!と言う考えの元出来上がってるのが東洋哲学ですから。
お釈迦さんが若い頃、幼い頃に王国の中で贅沢三昧させてもらって何不自由ない生活をしても、満たされないものを感じ、生老病死、この苦しみから人間を解放させるにはどうすればいいんだ?って出家して、6年間苦行という苦行をやって、これじゃない。極端なことをやっても答えは出ない!って瞑想をして悟りを得た。ってことですけど、
中道を選んでるんですよね。
楽をし過ぎてもいけない。苦を与え過ぎてもいけない。ちょうど真ん中を進むんだ。
両極端の否定ですよ。
食べ過ぎてもいけない。食べな過ぎてもいけない。両極によらず、ちょうど生きていくのに最低限の食料を食べて生きる。呼吸も吸い過ぎてもいけない、吐き過ぎてもいけない。肉体のことだけに偏り過ぎても、精神的なことだけに偏り過ぎてもいけない。
ここの中庸は本当に大事ですよね。
東洋の!とかじゃなくても「大事やろ!バランス!」って感じがしますよね。
これね、体のことで言うと、食べ過ぎても、食べな過ぎても、って言うことだったり、精神的な思想もその思考が過ぎてしまうと、争いを産んだり、歪みが出ますよね。
肉体的なことと精神的なところの中葉も大事で、やっぱり肉体的な物理的なことも大事です!
でも、心の部分、気持ち、それだって無視しちゃダメで、でもそっちばっかりになりすぎると、スピリチュアルというか、精神世界だけじゃなくて、現世は肉体を持ってるわけですからね、その中庸であることも大事だと思うしね。
って中庸を考えてると、
人間の体は本来、中庸になるようにできてるんですよね。自然界のようにね。
血圧だって、脈拍だって、血糖値だって、動いたり休んだりだって、全部中庸が取れるようになってるけど、そこに、無理な仕事が入ったり、ストレスが重なったり。
あとは、寒さとか、暑すぎるとか、いろんな要因があって、生きてたら、中庸がとれなくなっちゃうのが普通だと。
これを、東洋医学では、外因・内因・不内外因って読んでて、
外因は外からの影響ですよね、寒い暑い、湿気、乾燥などなど
内因は内から湧き出る感情、喜び、怒り、悲しい、憂う、恐れ、とかね。
不内外因は、過労とか食べ過ぎ、運動不足、怪我とかねですよ。
これが邪魔して、本来の中庸をとれなくなるから、そこを正そうね。って言うのが東洋医学なんですよね。
だから漢方薬は、例えば血圧が高い人に使うと下がるし、同じ薬を低い人に使ったら血圧が上がるし、っていう感じで中庸に持っていく!!という働きをする薬は多いですよ。
血液サラサラにする働きがあるけど、出血してるときに飲むと止血作用として働いてくれる。
低体温の人が飲むと体温が上がるけど、高熱の時に飲むと解熱するとかね。
中庸に持っていくんですよ。
西洋医学的な視点で考えると意味不明!
ってなるんですけど、血圧なら血圧に作用するんじゃなくて、そのさらに上、血圧を調節してる部分に働きかけるから必要に応じて今の最適な状況に持っていってくれる、本来の自分の力を発揮できるベストに持っていく!っていう仕事をするのが、自然の物からとれた漢方とか自然薬のすごいところですよね。
本来は人間は中庸をとれるんだ!ということを忘れず、でも、いろんな要因で偏っちゃいますからね。
自分で気づいて、修正かけながら、ちょうどいい。を目指していきたいと思います。