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【何を始めるにも遅いことはない脳】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP

2022年11月19日

昔々あるところに、2つの村がありました。

 

村の間には山が一つありまして、村を行き来するのには山を通らなければなりません。

山道なので、草は生えるは、木は生い茂ってるわで、山を超えるのも大変です。

それぞれの村にはたくさんの人が住んでいて、みんな各々に自分の好きなルートを通って隣の村に行きます。

 

「こっちのほうが早いぞ!」

「いや、そこは途中に川があるけん、雨の次の日は通れんやろ。もし通れんかったら結局遠回りになるけんやだ!」

とか、

「この道は近いけど、木が多いから、かがんで通らないと通れんけんやだ。」

 

とかやってるうちに、

たくさんの人が通る道、

少しの人が通る道、

数人だけが通る道、

全然誰も通らない道。

って出てきました。

 

たくさんの人が通る道は、土が踏み固められて、通るところには雑草は生えてなく、木も人が通る幅のところには出てきてなくて、いつの間にか、障害物がなく、早く、多くの人が通る事ができる、メインストリートになりました。

 

少しの人が通る道は、地面には少し雑草があるけど、通るには不自由しない、ただ狭い、サブの道として確立されました。

 

全然通らない道は、もはや道とは呼べず、もう森の一部になってしまいました。

 

 

えーーーっと。

なんの話をしてらっしゃるのかしら?

とお思いかと思いますが、これは、実は脳の話をしています。

脳の神経の話でございます。

 

どういうことか?

 

脳神経もこの道と全く同じで、よく通る道はスッと通る事ができるし早く通る事ができるし、ストレスなく通る事ができるんですよ。

 

昔は通ってたけど、もうここ10年ぐらい通ってないなぁと思われる道は、あれ?ここに道があったんだけどな〜どこ行ったんや?ってなるでしょ。

 

脳の神経もよく通ってる道、よく使う神経、よく考える思考回路、よくやる事、はスムーズにいくんです。

ただ、初めて通る道、初めて使う神経、初めてやる事、初めての思考回路、初めての行動、は通るのに時間がかかるんです。道を開拓しないといけないので。

 

で、昔やってたけど、久しぶりにやったら最初は出来なくなってたけど、ちょっと練習したら感を取り戻してきてできる様に戻った。とかね。

経験あると思うんですけど、一度道があった場所は一見、どこ?となって戸惑うけども、通ってみると、道になりやすかったりするじゃないですか。

 

脳の神経も山道と同じだよって事なんですね。

主要道路だけで移動してたら、早くなるけど、他の道つかえなくなっちゃうよ。って事。

たまには違う道通るのも、楽しいよ。って事。

 

で、少し前までは、脳の神経は老化とともに減る。と言われてましたけど、

最近の研究では、年齢と脳の神経の数は関係がないと、使ってれば、生涯、脳の神経は増え続ける事が判明してるんです。

 

なので、何を始めるにも遅いなんてことはないんですよね。

さぁ何をはじめよう((* ´艸`))