がんの話〜うちのばあちゃん③〜
2018年10月1日
(前回までのあらすじ:僕のばあちゃんは今年89歳。毎月、日本中を飛び回って旅行をし、毎日1時間のウォーキングは欠かさず、頭の回転も速いから会話もオモロいし超元気です!
そんな元気印のばあちゃん、3度の手術経験がありそれも全て癌です!67歳の時の胃がん、71歳の時は乳がん。そして乳がんから5年後、3度目の癌とは?)
乳がんの手術から5年がたち… 主治医の先生から、
「胃がんが術後9年。乳がんも5年が経過したので、もう大丈夫でしょう!」と言われるも、
「先生、このまま来んのはちょっと心配なけんCTだけしとって。」 とばあちゃん。
さすが!!抜かりないです! 「じゃあ、念のためにCTだけ撮っときましょうか。」
すると…
左肺にハケの様にうーっすらと影が
「ん?影が見えよるね~。でもコレじゃぁわからんけん。しばらく様子見ましょう!」
と、帰ってくるも、しばらくして再検査をすると、ハケの様な影が塊になってきていました!!!
「ありゃ!こりゃいかん!!」 って事でPET-CTで検査。
そう。まさかの…肺がん発覚!! この時76歳。
「普通高齢の方には手術はしないんですけど、鈴木さんは元気そうだし、他に転移もないから、手術ができますけど、どうしますか?」 とお医者さんに聞かれ、 「一度しかない人生だ!そう簡単に死んでたまるかっ!」と手術を決意!! 左肺を2/3切除しました。
この時で癌の手術は3回目。
本人も手術に慣れてきてて、先生が 不安を和らげるような声かけをしてくれるも
「いや~もう3回もしとるけん大丈夫大丈夫!」と余裕のばぁちゃん☆
しかも手術が始まる直前、執刀医に、
「先生!左の肺じゃけんな~右でないんで。間違えんとってよ!」だって(笑)
間違うかいっっっ!!!! 手術直前まで笑わせてくれます。
こうして76歳の高齢にして 肺を2/3切除… 手術後、わずか2週間でさっさと退院!!
この時に看護師さんから
「鈴木さん、回復が早いし元気やね~。何か別の物飲んでるん?先生もビックリしとるよ。」
って言われたそうです。やっぱり回復のスピードが違うんでしょうね☆
そしていよいよ内服の抗がん剤治療…
つづく