【今わかっているオミクロンの話】愛媛 香川 四国中央市 新居浜 西条 自然薬 漢方薬 漢方 生理痛 更年期 ストレス 自律神経 HSP
2022年1月22日
おはようございます☆(≧∀≦*)ノ
昨日ANNのニュースでオミクロン株の潜伏期間について発表されてましたね。
ANNの発表によるとデルタ株の潜伏期間は5、6日。最大で14日だったのに対して、
オミクロン株の潜伏期間は2日程度である!
と発表されました。
これ、実はアメリカでわーっとオミクロンが広まった時には言われてて、その時は『2〜3日である事が多い』とされていたんです。
それを2日程度としてニュースで発表しました!!
これが国内で広まるスピードがやたら早い理由ですね。
感染して発症まで短い。
で、早い理由はもう一つ。
オミクロンは『気管支内』で、デルタや通常株と比べて速く増殖するんです。
その代わり、肺内での増殖速度は非常に遅い!というのが特徴なんです。
だからオミクロンは肺炎に移行しにくくて、デルタは肺炎に移行しやすかったわけです。
(香港大学調べ)
「オミクロンって感染力が高くて重症化しにくいよね〜」
と、なんとなく皆さんの共通認識で持たれてる感覚の裏づけはこういう理由だったわけです。
昨日1/21時点の感染者数は49,854人。
重傷者数は117人。
ただ、注意しないといけないのは、当然、感染者数の人数から数日ずれて重症化の人数は増える事です。
コロナの情報は受け取り方を間違うと「超恐怖!」になったり「全然余裕!」と両極端に振れてしまうので、
客観的に私情を挟まず、無情に数字だけを見るようにしています。
それで見ると、
まず感染者数の立ち上がり方は圧倒的に第6波の立ち上がり方が早いです。
そして人数は今は同じぐらいですがこれから第5波を超えてくるでしょう。
ただ、重症化数を見ると、感染者数とタイムラグがあるとはいえ明らかに山が小さいのがわかると思います。
これで、
気管支で素早く増殖して外に出やすいので感染力は高く肺炎に移行しないから重症化はしにくいんだな。
と合わせて「なるほど!」となるわーけですね♪
これまでかかった方の症状は
発熱(72%)・咳(58%)・だるさ(50%)・のどの痛み(44%)などの風邪症状が中心(沖縄での報告から)
また味覚嗅覚障害が通常株・デルタ株に比べて少ないとする報告もあります(沖縄の例でも2%です)
という感じです。
ただ、ただですよ!!
感染症というのは医療的側面と、社会的側面があります。
今のは社会的側面を一切無視した、医療的側面だけのお話しです。
とは言っても濃厚接触者になったら隔離されて出勤停止。
PCR陽性が出たら入院orホテル隔離or自宅隔離でもちろん出勤停止。
学校関係も休校。
オミクロンが主になってから濃厚接触者の隔離期間が14日→10日に短くなりましたが、それでも10日です。
今は完全に『デルタ株用』のルールが適用されたままになっています。
潜伏期間も違えば、感染力も違い、重症度も違う、このオミクロン株と同じってのは厳しいですよね。。。
今度は上記とは逆に、
医療的側面を無視して社会的側面だけで見ると、
今が一番怖い!
んじゃなかろうかと思います。
これだけ感染力が強くて、潜伏期間が短いのに今のルールでいくと、社会的機能はストップせざるを得ないですもんね。
ここのルール決めって本当に慎重にしないといけないと思うので大変だと思いますが、
同じ『新型コロナウイルス感染症』としてくくるよりも、
むしろもう全く別の感染症だと思って対応する方が色々とスムーズにいくんじゃない!?と思います。
まだ感染は広がると思いますので、慎重に行動して、しっかりとした予防、早めの対応をしたいと思います!
これだけ広がると医療機関の皆様は本当に大変な毎日を過ごされてると思います。
本当ーーーーにありがとうございます!!