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【花粉症 VS 漢方薬】愛媛 四国中央市 漢方 自然薬 漢方薬 自律神経 花粉症

2018年3月9日

過ごしやすい気候になってきましたね〜♪

 

この時期、初めてお会いした方に

「漢方薬局やってますー」

って言うと

 

「え!?薬屋さん?花粉症に効く漢方ないの!?」

 

って高確率で聞かれます♪( ´▽`)

 

はい。即答です。

「ありますよ。」

 

「でも〜漢方薬って長く飲まないと効かないんでしょ?」

 

ここまでがテンプレートのように一連の質問(笑)

 

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漢方薬は即効性のあるものも多くあります。

花粉症の漢方は即効性のある漢方の分類の物を使います!!

 

ただ!!

 

花粉症の症状を抑えるのは薬だけに頼っちゃあダメです!

これはアレルギーの薬飲んでても、漢方飲んでても同じ事。

 

花粉症悪化に拍車がかかる生活をしながら

「薬でなんとかしてくれ!!」

は無理な注文です♪( ´▽`)

 

努力も必要☆

 

水分を取り過ぎたり、甘いものの取り過ぎたり、ストレスなど溜っていませんか?

漢方で花粉症は「水毒」と呼ばれ水分代謝が悪い状態を言います。

こういう事が体に水分を溜めやすくするんです。

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花粉症を改善していくのに2つのポイントがあります。

一つはあったか~いお風呂にゆっくり入ると鼻づまりがスッーっと通りますよね。

これでもわかるように身体を温めてやる事です。

これには身体を温めながら鼻を通してくれる「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」という漢方薬を使います。

鼻水より鼻づまりが気になる方へお勧めです。

 

 

もう一つは体に溜まって鼻や喉、目から出てしまっている水分を汗や尿としてちゃんと外に出してやる事です。

 

これには水分代謝を良くして症状を和らげてくれる「苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)」「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」という漢方を使います。

水っぽい鼻水が続くような方にお勧めです。

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これだけでなく症状や体質によって一人ひとりにピッタリ合う様に、使う漢方が違うのがスゴイところです。

 

つらい症状をとる事はもちろん大切ですが、

症状をとりながらも体に水分を溜め込まない体を作る事、日頃の養生で花粉症に負けない体作りをする事が大切ですよね。

 

 

また、漢方では冬の病気は夏から治療するという「冬病夏治(とうびょうかち)」と言う言葉があります。花粉症の時期だけでなく普段から漢方薬を取り入れて体質改善をしておくと次の花粉症シーズンは随分楽に過ごせますよー。

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